
土曜日は勉強会×2、役員会という濃い1日。
春休みの土曜日で仕事も忙しく、15時〜開催のアルコンセミナーに途中から参加。
素晴らしい発表ばかりで、わかりやすく勉強になった。
で…やっぱりね、勉強会に参加した以上、出来ることなら質問したいなって思うわけですよ。
気合いを入れて、Q &Aで入力。
「貴重なご講演ありがとうございました」
で、改行のためENTER。
…アレ?送信されてる。
Q&A、略さずに言うと「question&answer」
にも関わらず、「貴重なご講演ありがとうございました」の一行。
これではただの激励になってしまう。汗
Q&Aではなく、praiseのPになってしまう。
Pな項目なんてないぞぉ~、Twitterの「いいね」ってボタンがあるが。
あれは便利やなぁ。
なんてアホなことを考えながら、慌てて質問を入力。
バレット式、Berrettって綴り合ってたっけ?カタカナだと恥ずかしいし、なんてアタフタしていると
「質問も無いようだし、時間もきたのでこの辺で」
と座長の先生が…
ま、待って~質問あったし、このままだったら質問コーナーに一行の激励をした人認定されてしまうう。涙
そんな私の願いは虚しく次のセッションに。
お、終わった…。
きっと座長も演者も、最後の一行の激励はなんだったんだろうって思ってるんだろうなあ。
勉強会も終わり、当事者団体の役員会に参加していた頃、携帯に一通のLINEが。
ん?誰だろうと思っていると、先ほどの勉強会で、質問しようとして激励になってしまった演者の方から。
こ、これはあの一行は冷やかしかと怒られるのでは…と、必死に言い訳を考えながら開いてみると
「今日のコメントしてくれたの、ケンさんですか?ありがとうございました」
そこで事の経緯をたどたどしく説明すると、
「なるほど、質問があったのに激励だけになってしまったのですね。ケンさんが激励してくれていると思ってました。笑」
ん?あれ?
なんか、感覚なんだけど「激励だけ」の方が嬉しかったような言い方。
自分が発表する立場に置き換えてみた
普段発表する機会はほとんどない私だが、逆の立場になって考えてみた。
人前で発表、緊張…そんな中でQ&A。
難しい質問とかきたらどうしよう、うまく答えられるかな?
今日の発表内容は皆さんに伝わっただろうか?
そんな中、Q&Aに
「貴重なご講演ありがとうございました」
「とてもわかりやすく、勉強になりました。ありがとうございました」
といった激励の言葉が入っていたらどうだろう。
ほっとして、やっぱり嬉しくなるんじゃないかな。
そしてそれは、ある意味質問よりも演者を勇気づける言葉なのかもしれない。
発表していて一番思うことは、伝えたいことが聴いてくれている人に伝わっているかだと思う。
質問もなく、無反応なのが演者としては一番気がかりになるのではないだろうか。
よし、今後は質問が思いつかなくても素直に講演を聴いてよかったと思うことを伝えよう。
今回の失敗は、いや今回のは失敗じゃなかったんだ。
質問とかなく、「いや~講演よかったからついつい激励のコメント送ってしまったよ」
って言えばよかったな。(笑)